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心理カウンセラーとして活動していくために、資格が有効である理由を説明しています。認定心理カウンセラー・メンタル心理カウンセラーなど、主な資格の種類と取得方法についてもまとめています。
日本において「心理カウンセラー」「心理セラピスト」「認定心理士」は国家資格ではなく、すべて民間の機関・組織が発行する民間資格となっています。そのため、資格を所持していなくても心理カウンセラーとして活躍することが可能。実際、資格なしにカウンセラーとして活動している人もいます。
しかし、相談者の心の悩み・不安に耳を傾け、的確なアドバイスを提供するにはある程度の知識・経験が必要。相談者としても、専門的な知識・技術を習得しているカウンセラーの方が安心して心を委ねられるものです。相談者の信頼を得るという意味でも、「資格」という形で自身の技量を証明することは大切です。
ちなみに、心理カウンセリングとひと口に言っても、その分野は教育・医療・福祉・産業・司法などさまざま。カウンセラーとして働きたいと思うなら、目指す分野の専門知識を身につけることが必要です。心理カウンセリングを学べるスクールは数多くありますが、自分の目的に合った勉強ができるか、必要な資格を取得できるかなどを考えて選ぶようにしましょう。
心理カウンセラーにはさまざまな種類があります。それぞれ専門性が違うため、どのプロフェッショナルを目指すかで勉強の内容も異なってきます。
最先端の心理学とされているNLPは、脳の取扱説明書ともいわれています。人生における目標達成や自己成長にまでも大きな効果をもたらす最強のコミュニケーション方法として、カウンセリングのみならずビジネスやスポーツ、医療、政治、教育といった多方面でNLPは活用されています。
資格は米国NLP協会認定のNLPプラクティショナー認定書のほか、日本NLP協会認定のものなど複数存在します。
認定心理カウンセラーは、日本カウンセリング学会が認定する資格。民間資格の中でも知名度があり、信頼性も高いものとなっています。
認定カウンセラーの資格取得方法には、試験方式と推薦方式の2種類があります。既定の条件(学会会員として2年以上経過している、養成カリキュラムを合計210時間以上学習しているなど)を満たすことで、試験の受験資格が与えられます。
カウンセリングを行うための資格の中でもポピュラーな民間資格。内閣府認証特定非営利活動法人日本能力開発推進協会(JADP)が主催する資格試験に合格することで、メンタル心理カウンセラーの資格を取得できます。
相談者の心の問題に寄り添い、より良い生活が送れるようにサポートするのが主な仕事。学んだ知識を自らの生活や仕事に活用することも可能です。
児童・生徒・保護者・教員などが抱える心の問題に対応するプロフェッショナル。いじめ・不登校・問題行動など、学校を取り巻くさまざまな問題を解決する力が求められます。
スクールカウンセラーになるには、臨床心理士・精神科医・心理学系大学を卒業した教員などの資格が必要。ただし、公立校などでは都道府県・自治体によって条件が異なります。
労働者の心の悩み・ストレスに対して適切なアドバイス・サポートを行う専門家。社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する資格を取得することで、産業カウンセラーを名乗ることができます。
他に、財団法人職業技能振興会の認定する「企業中間管理職ケアストレスカウンセラー」や、ビジネスの分野で広く使われている心理学・NLPも有効です。
引きこもりについての正しい知識を身につけ、当事者とその家族に対してサポートを行う専門資格。規定の講座を修了し、一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会より「引きこもり支援相談士」の認定を受けることで取得できます。
現在、引きこもりは全国に160万人(推定)と言われており、相談士のニーズは高まっています。