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認定心理士の資格と仕事について

認定心理士は、心理学のプロとして業務を行うにあたって、基本的な心理学の知識やカウンセリング技術を持っていることを証明する、心理学の基礎資格です。ここでは、臨床心理士産業カウンセラーなどの資格へのステップアップにもつながる認定心理士の資格の概要や取得方法について説明します。

認定心理士とは

認定心理士は、大学や大学院で、心理学に関する最小限の基礎知識&技術を学んだことを証明する資格です。認定心理士では、資格取得のための試験は行いません。日本心理学会に認定申請をすることで、審査通過後に認定を受けることができます。
最近では、大学などの心理学関係の学科名が学際性を持つようになり、心理学関連の勉強をしているにもかかわらず、必ずしも「心理学」という名称が使われないことが多くなってきました。認定心理士の資格は、きちんと心理学を習得している証明として、心理学の仕事に就くために創設されたのです。

認定心理士の資格を取得するには?

認定心理士になるためには、日本心理学会に認定申請をする必要があり、その要件には以下のようなものがあります。

  1. 16歳以降、少なくとも2年以上日本に滞在した人
  2. 大学または大学院で、心理学や教育心理学などを専攻、卒業あるいは修了した人
  3. 日本心理学会が指定する、心理学の単位を大学などで取得した人
    ※認定の要件については、認定団体のHPを参照してください。

審査は書類で行うので、日本心理学会が配布する認定心理士申請書類に必要事項を記入して送付すれば、後日、認定可否の通知が送られてきます。なお、認定には、審査料10,000円、認定料30,000円などが必要です。

認定心理士の活躍の場とその後

認定心理士として認定を受けると、基本的なカウンセリングの技術を習得している証明にもなるので、社会福祉施設や児童相談所、医療機関内の心療内科などで、クライアントにカウンセリングを行うことができます。
認定心理士は、大学院課程修了が要件の臨床心理士や臨床発達心理士といった資格とは違い、あくまでも大学で心理学を学んだという証明となる資格です。

また、臨床心理士指定大学院の受験では、「認定心理士レベルの知識があること」を要件とする所も。「より高度な資格を取得するための基礎的な資格」だという証明になるのです。
認定心理士の資格を取得後、臨床心理士や産業カウンセラーなどの資格にステップアップすることで、対応できる業務の幅もより広がります。

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実際に認定心理士の資格を取得した人の体験談

  • もともと心理学やカウンセリングに興味があり、詳しく学びたいという思いから、放送大学に入学して認定心理士の資格を取りました。
    認定心理士の勉強は、幅広い分野の心理学をカバーしているので、臨床心理学以外の心理学にも触れることができ、ためになりました。
    さまざまな心理学を学んだことで得た多角的な視点・知識は、実際のカウンセリングや自己理解に非常に生かされているなと思います。
  • 看護士をしながら、病院スタッフに対するカウンセリングを行っています。また、心理学に関する学習会を開いたり、患者さんのご家族の相談に乗ったりと、心理士の資格を活かしていろいろな業務をさせてもらっています。
    こうした業務をしていると、看護士の仕事やスタッフの精神面での安定には、心理学の知識が本当に有用だなと感じ、そのような資格を取得し活かさせてもらっていることに、誇りを感じます。
  • 心理学を通して、誰かの心を癒やせるような人をたくさん作りたいと思いから、学んだ心理学の知識を活かし、認定心理士として本を出版しました。正直、心理カウンセラー同様、たった一つのライセンスだけ上手く活用できる仕事ではありません。対人で相手を元気づけることが役割で、人の気持ちに寄り添うことが大切です。
    現実問題として、認定心理士だけでの就職は難しいところ。資格の取得を最終目的とするのではなく、他の仕事と併用するなり、日常生活に役立てるなどして活用できると思います。
  • 認定心理士は臨床心理士のように大学院の卒業は要件にありません。大学の心理学部で習得することができます。ただ、このように習得しやすい資格のため、認定心理士のみでの求人は少ないというのが事実。けれども、他の資格を併用して資格を保有していると就職しやすくなる場合があります。加えて、他の仕事にも心理学の知識を活かしたいという場合にも有利になるでしょう。
    また、資格を持っていることで有利なのが業界内での情報の収集。学会、シンポジウムなどから随時連絡が入り、業界内で話題になっている問題や対処法などが手に入りやすくなります。

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