心理学の1つであるNLP講座を学ぶことで、ビジネスでの信頼構築に有効なコミュニケーション能力が身につくことを解説。初心者でも安心してNLPを学べる、おすすめスクール情報、NLP資格取得者の口コミも必見です。
人との信頼関係を築くことは、営業やセールスなどのビジネスにおいて必要不可欠。そのためのコミュニケーションスキルを磨くのに、心理学の1つである「NLP」のノウハウが役立ちます。
近年では、コミュニケーションスキル向上のためにNLPセミナーなどを取り入れている企業も増えつつあるようです。NLPでは、以下のようなコミュニケーションスキルを学ぶことができます。
NLPでは、信頼関係のことを「ラポール」と言います。これはフランス語で「橋をかける」という意味で、人と人との心が通じ合い、信頼し合っていることを意味します。
このラポールの技術をビジネスに活用すれば、お客様・利用者との信頼関係がしっかりと構築でき、「あなたなら信頼できる」「あなたが言うなら購入する」という関係が成立します。この関係を意図的に作り出すことができるようになれば、営業・セールスの業績は飛躍的に高まると言えるでしょう。
ビジネスに関するスキルは学べばある程度習得できますが、コミュニケーションスキルはそう簡単に身につくものではありません。人との関わりを苦手としている人、営業やセールスなどの仕事を苦痛に思っている人などに、NLPはおおいに役立つスキルだと思います。
ヒューマンアカデミー |
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特徴 |
ヒューマンアカデミーのNLP講座では、すぐに信頼関係をつくる、ベースとなる「心理コミュニケーション」と脳の使い方についてマスターしていきます。さらに、「成功するイメージ脳」の使い方を体験する実践的な内容もあり、多くの受講者が「コミュニケーション能力やモチベーションがアップした」との感想を持っています。 |
関連講座 | ■米国NLP協会認定NLPプラクティショナー ■米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナーコース |
日本カウンセラー学院 |
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特徴 | 心理カウンセリングの知識・技術を段階的に身につけていくプログラムが特徴。初心者は基礎科・専修科からスタートし、修了後に希望者は特修科(心理カウンセラー・セラピスト養成コース)へ進むことができます。 NLP専門コースでは、NLPプロクティショナーの資格を取得可能。ただし、特修科を卒業した人のみが受けられるコースとなっています。 |
関連講座 | ■基礎科 ■専修科(心理カウンセラー養成コース) ■特修科(心理カウンセラー・セラピスト養成コース) ■NLP専門コース(3ヵ月/5ヵ月) |
現在、セールスマンとして、美容室に電話や訪問で商材を売り込むという、典型的な方法で営業しています。
仕事をしていく上で「こんなやり方で良いのだろうか」と疑問を持つことがありました。実際、相手は特に興味もない商品の説明を聞き続けなければならないの です。本当は忙しいかもしれないのに、わざわざ話を聞いてくれています。そこで、こうした疑問を解消し、より高いレベルでの営業スキル、コミュニケーショ ン能力を身に付けたいと思い、NLPを勉強することにしました。
受講して感じたのは、やはりこれまで私が行ってきた営業スタイルが間違いだったこと。人に一方的に話すのではなく、逆に人の話を聞き続けることが営業につながる、ということを知りました。
また、他人に対してどんな接し方をすれば良好な関係が築けるかについても分かり、大変参考になりました。これに関しては、ビジネスにおいて最も重要な部分でもあります。
NLPによる能力の向上により、お客様の反応が明らかに良くなり、営業成績は以前の2倍以上の成約率となりました。
現在、麻酔科医として大学病院の手術室に勤務しています。麻酔科医の仕事は、手術中の痛みを取るだけではありません。麻酔科医は、1つの手術に対して、さまざまな方とのコミュニケーションが必要な仕事なのです。
手術前は手術に関する説明を患者に行い、術後は体調の確認をします。そのほか、患者の状態などに関する説明をご家族にしたり、日常会話などのコミュニケーションをとったりもします。
経験上分かったことは、コミュニケーションを上手く取れなければ、患者の痛みも上手く取れないということです。他人とのコミュニケーション力は、麻酔科医の専門能力の1つとして磨くべきものです。そのため、NLPを学ぶことを決意しました。
NLPについて学ぶ前は、患者に手術の流れを一通り説明してから、「最後に何か聞きたいことはありますか?」と聞いて、質問がなければ説明を終わらせていました。
しかし、NLPを仕事に取り入れてからは、患者が不安になりやすいことについて話すようにし、不安を解消させて信頼関係を築くようにしています。
そのほか改善点として、手術中に集中している医師は、看護師に「ありがとう」を言う機会が少なくなるので、自分から発信することで、看護師の満足度を上げるようにしています。その甲斐あってか、看護師から「辛い」「辞めたい」などの言葉が出ることが減りました。