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社会心理学

心理カウンセラーになるために学んでおきたい心理学のひとつ、社会心理学についてまとめています。

どんな学問?社会心理学とは

社会環境・集団における、諸条件のもとでの個人の行動や経験を科学的に研究する学問として、

  • 社会で個人が感じたり学んだりといった、社会的要因が与える個人への影響
  • 集団内における個人と個人、および個人と集団との関係、集団形成や分化
  • 流行・世論・宣伝によって集団が見せる反応といったいわゆる集団行動

などが主に扱われています。

社会心理学の概要

社会心理学は、文字通り「社会学」と「心理学」という二つから生み出された学問です。

人間は、個人でいる場合と集団に属している場合とでは、心理過程が異なってくるといわています。

社会心理学は、このような行動を「集団内行動」「集団行動」と定義し、さらに個人のパーソナリティーなど様々な条件を踏まえ、心理学的法則を解明することを目的としています。

社会心理学は、社会構造や集団行動、集団心理現象そのものにフォーカスした社会学の流れをくむ「社会学的心理学」と、社会というものを重視しつつ個人の心理・行動の理解を目指すといった心理学の流れをくむ「心理学的社会心理学」に大別されます。

1960年代までは両者が並立していましたが、1970年代に社会心理学の実験化が進んだことで「心理学的社会学」が優勢となり、今日に至っているといわれています。

社会心理学の歴史

社会心理学は、心理学者ウィリアム・マクドゥーガルの「社会心理学入門」、社会学者エドワード・A・ロスの「社会心理学」が発表された1908年がはじまりとされています。

その5年後の1913年にジョン・ワトソンが「行動主義者の見た心理学」を発表。以降、行動主義が社会心理学の中心とされています。

社会心理学に関する有名な実験

  • 傍観者効果…ある事件において自分以外に傍観者がいる場合、人間は率先して行動を起こさないという心理のこと。
  • 認知的不協和…自分の中で矛盾する認知を同時に抱えた際、それを解消するために自身の行動・態度を変えるという心理行動。
  • リスキーシフト…集団思考のひとつで、普段穏健な考え方をもとに行動する人が、属する集団が極端な言動を行なった場合それに同調したり主張したりするようになること。